【場所】
大槌町(おおつちちょう)は、岩手県の海沿いの地域にある、小さな里海里山の町です。リアス海岸のほぼ中央に位置し、海と山の暮らしが共存する地域です。町内には三陸自動車道(高速道路)のインターチェンジもあり、県内内陸部からのアクセスも良くなりました。
【人と地域】
大槌町の人口は、1万人ちょっと。東日本大震災で甚大な被害を受けたことで、町内の約1割の方々が命を落としました。しかし、小さな歴史ある町だからこその「支え合いの文化」で長い復興期間も乗り切り、今の大槌町があります。近頃は、地域おこし協力隊(現在20名が活動中)などの移住者も増加傾向にあります!
【気候と暮らし】
海のすぐそばに山や川がある、海と山の暮らしが共存する地域です。岩手県内としては意外にも積雪量は少なく、冬でも雪はほとんど積もりません!(少し積もってもお昼頃には溶けていることが大半で雪かきも冬に数回程度ですが、スノータイヤは必須です) また、夏は「やませ」による風が気持ちよく、涼しくて暮らしやすい地域です。
【風土】
大槌川と小鎚川が大槌湾に流れ込み、ホタテや牡蠣を大きくおいしく育てる源となっています。海産物のおいしさはもちろんのこと、春には山菜を採って味わい、夏には地元で育った野菜を頂き、秋には松茸をお裾分けされるほど、山の幸も豊富に採れる地域です。古くは江戸時代より続くといわれる郷土芸能団体も存在し、現在19もの団体が町内で活動しています。
【名物・特産品】
大槌町と言えば、「新巻鮭」(あらまきざけ)発祥の地。さらに、初夏には牛乳瓶に入ったウニ、冬にはイクラを目当てに訪れる人もたくさん!そして、海と生きる町だからこその「磯ラーメン」も大槌が発祥の地。また、近頃は「大槌ジビエ」(鹿肉)が新しい山の特産品として注目を浴びています。
【名所】
ひょっこりひょうたん島のモデルになったとも言われる「蓬莱島」(ほうらいじま)を始め、海と町を一望できる「鯨山」(くじらやま)、風車とツツジが織りなす広大な「新山高原」、サーファーや子連れ親子などで賑わう「浪板海岸」「吉里吉里海岸」など、どこを切り取っても絵になる大槌は、地元の人一人一人にお気に入りの場所があるようです。あなたのお気に入りの風景を見つけることも、大槌での楽しみ方の一つかも!
大槌まつりや大槌サーモン祭りなどの イベント
海山川の恵みから生まれる個性豊かな 食
おおつち暮らしを体験できる お試し移住や移住体験ツアー
町内各地をめぐる 観光や自然体験・ツーリズム etc...
あなたにマッチした関わり方を
大槌町で一緒に見つけていきましょう!