野田村は県内の他の市町村と同じく自然がいっぱいで、美味しい食べ物があふれ、自慢したい要素がたっぷりの村です。
中でも「のだ塩」の歴史は古く、冷害などで穀物が採れなかった野田村を何度も救ってきました。昔ながらの薪窯直煮製法で作られるこの塩は評価も高く、お肉に合う塩として日本一と評価されたこともあります。
また、独特の風習もあり、毎年1月15日の小正月の夜、村内の家々を練り歩く「なもみ」と呼ばれる鬼のような姿の来訪神は、その家の悪霊を祓う役割があり、家にいる子どもを戒めて、その家の悪霊を祓う役割があり、時には訪問した家の子を叱り約束をかわすなど、地域の子どもたちの健やかな成長を応援する存在でもあります。
そんな野田村は東日本大震災で被災して以来、とても多くの支援・応援をいただきました。この支援・応援をきっかけにできた“つながり”は野田村の大きな財産となっています。
離れていても、心でつながっている方々を“準村民”として登録する「心はいつものだ村民登録制度」は、村の貴重な関係人口・交流人口となっています。今後も様々な交流事業を展開し、多種多様な人々が野田村をきっかけに交流を広げる、そんな野田村を目指しています。