岩手県の沿岸北部に位置する田野畑村は、人口約2,900人、世帯数は約1,300世帯の農山漁村です。
平地はわずか16%足らずで、多くが山林で占められています。村の東側は太平洋に面し、三陸復興国立公園に指定されている海岸線には、「北山崎」や「鵜の巣断崖」といった、断崖と青い海が織りなす海岸景勝地を有しています。
基幹産業は1次産業で、豊かな自然を生かした水産業と酪農が中心となっています。水産業では、養殖ワカメやコンブなど良質な海産物が水揚げされ、内陸部では、広大な牧草地を利用した酪農が盛んで、牛乳やアイスクリーム、ヨーグルトなどの乳製品は、村の特産品となっています。また、あまり知られていませんが、鴨鍋などで有名な「あい鴨」の生産量では日本一を誇ります。
観光分野では、優れた景観資源のほか、小さな漁船で断崖を巡る「サッパ船アドベンチャーズ」やみちのく潮風トレイルのガイドなどの体験型観光に力を入れています。
田野畑村は自然に恵まれ、海の幸・山の幸が豊富なので、季節の食をお楽しみいただけます。
また、様々な体験型観光プログラムも用意しておりますので、自然を「見る」だけではなく「体感」していただけます。
雄大な海の景色と豊かな自然に囲まれ、田舎ならではのゆったりと流れる時を楽しんでみてはいかがでしょうか。