【場所】
大槌町(おおつちちょう)は、岩手県の海辺にある小さな町。リアス海岸の真ん中あたりに位置し、海と山がすぐそばにある、自然に包まれた場所です。町の中には三陸自動車道のインターチェンジもあって、アクセスもぐんと良くなりました。
【人と地域】
大槌町の人口は、1万人ちょっと。2011年の東日本大震災では、大きな被害を受け、多くの尊い命が失われました。それでも、昔からの「助け合いの文化」に支えられ、少しずつ少しずつ、町は復興の道を歩んできました。いまでは、地域おこし協力隊として活躍する移住者の方も増えていて、町の中にあたらしい風が吹いています。
【気候と暮らし】
海と山と川がぎゅっと近くにある、大槌の暮らし。岩手県のなかでは雪が少ない地域で、冬でも雪かきは数えるほど。お昼頃にはとけてしまうことが多いので、思ったよりも暮らしやすいです(でもスノータイヤは忘れずに)。夏は「やませ」と呼ばれる風が吹き、涼しくて快適。自然の風に包まれて、気持ちよく過ごせます。
【風土】
大槌町には、大槌川と小鎚川のふたつの川が海に流れ込んでいて、それがホタテや牡蠣を大きく、おいしく育ててくれます。春は山菜、夏は地元の新鮮野菜、秋には松茸のおすそ分け……!山の恵みもたっぷりの町なんです。また、江戸時代から続くとされる郷土芸能も今も大切に受け継がれていて、約19の団体が活動しています。
【名物・特産品】
大槌といえば、「新巻鮭(あらまきざけ)」の発祥地!ほかにも、牛乳瓶に入ったウニやぷりぷりのイクラを求めて、毎年たくさんの人が訪れます。海で生きる町ならではの「磯ラーメン」も実は大槌が発祥なんです。最近では、大槌の山で獲れる「鹿肉(ジビエ)」も、新しい名物として注目されています。
【名所】
大槌には、自然と人の暮らしがつくりだす、すてきな景色がたくさん。たとえば、ひょっこりひょうたん島のモデルとも言われる「蓬莱島(ほうらいじま)」、町と海を見渡せる「鯨山(くじらやま)」、風車とツツジがきれいな「新山高原」。そして、サーファーや家族連れでにぎわう「浪板海岸」「吉里吉里海岸」も人気です。大槌に来たら、ぜひ“あなたのお気に入りの景色”も見つけてみてくださいね。
大槌まつりや大槌サーモン祭りなどの イベント
海山川の恵みから生まれる個性豊かな 食
おおつち暮らしを体験できる お試し移住や移住体験ツアー
町内各地をめぐる 観光や自然体験・ツーリズム etc...
あなたにマッチした関わり方を
大槌町で一緒に見つけていきましょう!