33市町村わがまち自慢

- 大槌町 -

風力発電の風車と新緑
レンゲツツジの赤色が鮮やかな高原

迫力満点の「虎舞」は
岩手県沿岸地方に古くから伝わる郷土芸能の一つ

「ここから、はじめる。ここから、はじまる。」

海山川の自然、脈々と受け継がれてきた文化や伝統芸能。
そして、今ここで生きる人たち と 新しくここへやってくる人たち。

そんな「ここ」の色と「個々」の色が 混ざり合い、
これからの大槌がつくられていく。

あなたらしい暮らしを「ここから」はじめてみませんか?

【場所】
大槌町(おおつちちょう)は、岩手県の海沿いの地域にある、小さな里海里山の町です。リアス海岸のほぼ中央に位置し、海と山の暮らしが共存する地域です。町内には三陸自動車道(高速道路)のインターチェンジもあり、県内内陸部からのアクセスも良くなりました。

【人と地域】
大槌町の人口は、1万人ちょっと。東日本大震災で甚大な被害を受けたことで、町内の約1割の方々が命を落としました。しかし、小さな歴史ある町だからこその「支え合いの文化」で長い復興期間も乗り切り、今の大槌町があります。近頃は、地域おこし協力隊(現在19名が活動中)などの移住者も増加傾向にあります!

【気候と暮らし】
海のすぐそばに山や川がある、海と山の暮らしが共存する地域です。岩手県内としては意外にも積雪量は少なく、冬でも雪はほとんど積もりません!(少し積もってもお昼頃には溶けていることが大半で雪かきも冬に数回程度ですが、スノータイヤは必須です) また、夏は「やませ」による風が気持ちよく、涼しくて暮らしやすい地域です。

【風土】
大槌川と小鎚川が大槌湾に流れ込み、ホタテや牡蠣を大きくおいしく育てる源となっています。海産物のおいしさはもちろんのこと、春には山菜を採って味わい、夏には地元で育った野菜を頂き、秋には松茸をお裾分けされるほど、山の幸も豊富に採れる地域です。古くは江戸時代より続くといわれる郷土芸能団体も存在し、現在19もの団体が町内で活動しています。

【名物・特産品】
大槌町と言えば、「新巻鮭」(あらまきざけ)発祥の地。さらに、初夏には牛乳瓶に入ったウニ、冬にはイクラを目当てに訪れる人もたくさん!そして、海と生きる町だからこその「磯ラーメン」も大槌が発祥の地。また、近頃は「大槌ジビエ」(鹿肉)が新しい山の特産品として注目を浴びています。

【名所】
ひょっこりひょうたん島のモデルになったとも言われる「蓬莱島」(ほうらいじま)を始め、海と町を一望できる「鯨山」(くじらやま)、風車とツツジが織りなす広大な「新山高原」、サーファーや子連れ親子などで賑わう「浪板海岸」「吉里吉里海岸」など、どこを切り取っても絵になる大槌は、地元の人一人一人にお気に入りの場所があるようです。あなたのお気に入りの風景を見つけることも、大槌での楽しみ方の一つかも!

参加して欲しいイベント

大槌祭り
大槌稲荷神社と小鎚神社の合同例大祭。神輿にお供として大神楽、鹿子踊、虎舞、七福神などの郷土芸能、また各地区の手踊りが連なる神輿渡御行列のお祭りです。
開催日:令和4年9月16日~18日

利用してほしい制度

大槌町UIターン就業支援事業助成金
大槌町では、町内への居住を促し、就業機会を確保するため、Uターン又はIターンで転入し、就業した者に対し、助成金(最大35万円)を交付しています。

先輩移住者

2021年移住 工藤 秀佳さん / 地域おこし協力隊

札幌市出身の工藤さんは、大学にて畜産を学んだ後、関東のリフォーム会社にて社会人生活をスタートしました。埼玉県内の営業所に勤務となりましたが、現場での大量廃棄に疑問を抱くようになり、パートナーの住む大槌町へ移住することを決意。その際、大槌町で推進されていた、害獣として捨てられていた鹿を活用するという取り組みに強い興味を抱き、地域おこし協力隊として大槌町で働きはじめることを決意しました。主に、地域の農林業を守る若手ハンターを増やすプロジェクト、さらに鹿の被害に悩む農家と連携して罠を設置し捕獲する取り組みの立ち上げから実行等を担当しています。また、プライベートでは、釣りやキャンプ、海でのアクティビティなど、大槌町の豊かな自然を楽しんでいます。

相談対応者

伊藤 将太
大槌町移住定住事務局の伊藤です。移住や地方暮らしのことなど、少しでも気になることについて、ざっくばらんにお話ししましょう!

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